入浴の重要性について

更新日:2014-03-25 00:04:51

入浴は、身体の健康にとってかかせないものです。身体の表面についたバイ菌や老廃物を洗い流し、感染症を予防するのはもちろんですが、それ以外にも効能があります。

身体を温め血行を良くして老廃物の排出を促したり、脳神経細胞を刺激して精神をリラックスさせ、疲れやストレスを取るといった効能です。

全身浴が難しい人も、下半身や足をお風呂に入れることで、これらの効能があると言われています。最近になって、こういった健康への効能が、改めて見直されるようになってきました。

かつての医療・福祉現場では、少しでも熱があれば「入浴はダメ」と指導されがちでした。

しかし、熱のために何日もお風呂に入らない状態が続くと、感染症にかかりやすい・ストレスがたまって元気がなくなるなど、健康面でむしろマイナスになるおそれがあります。

そのため最近は、医師の許可を受けた上で、微熱程度なら入浴を禁止しない現場も増えてきました。また、予防接種を受けた日の入浴についても、以前はダメと言われていましたが、最近は特別な場合を除き問題ないとされています。

もちろん、体調が悪いのを押して無理に入るのは禁物ですので、その点はご注意ください。

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